2026.6.6

高性能住宅

「とにかく広く」は要注意?使いやすい収納を考えるための、小さなヒント

「とにかく広く」は要注意?使いやすい収納を考えるための、小さなヒント

「とにかく広く」は要注意?使いやすい収納を考えるための、小さなヒント

「とにかく広い収納があれば、どんなに散らかっても安心」。

家づくりを考えていると、ついついそんな風に思ってしまいますよね。私自身、お客様との打合せで「収納はとにかく大きく、たくさん作ってください」というご要望をいただくことは本当に多いです。

でも、実は「広さ」だけで収納を決めると、後から少し困ったことが起きやすいんです。

 

「広い」けれど「使えない」収納の落とし穴

たとえば、玄関脇に大きな収納を作ったとします。確かに何でも入るのですが、奥行きが深すぎると奥にあるものが取り出しにくかったり、結局手前ばかりに物が溜まって、奥は「何が入っているかわからない場所」になってしまうことがよくあります。

また、広すぎて中が区切られていない収納も要注意です。物が積み重なってしまい、季節の道具を出すだけで一苦労……なんてことも。

収納は「広さ」ではなく、「何を使う場所に、どれくらい置くか」という整理が大切です。せっかくの新築注文住宅ですから、広さの数字を追うよりも、今の生活でどんな道具を、どこで使っているかを見つめ直す方が、ずっとスッキリした暮らしに近づきますよ。

 

宇都宮の冬と夏、その先にある片付けのヒント

私たちの住む宇都宮市は、冬の寒さや夏の湿気など、この土地ならではの気候があります。

たとえば、冬に使うコートや手袋。これをわざわざ遠いクローゼットまで片付けに行くのは、毎日のことになると少し億劫になってしまいますよね。逆に、リビングのすぐ近くに、コートをさっと掛けられる場所が少しだけあればどうでしょう?

また、高性能住宅で建てるなら、家全体の温度差が少ないため、収納場所をどこに配置しても「湿気がこもってカビが生える」といった心配を極力減らすことができます。性能が良いということは、家の中のどこに物を置いても、安心して保管できるということでもあるんです。

「収納場所」を「ただの箱」と考えるのではなく、日々の生活の流れの中に、自然に組み込んでいく。そう考えるだけで、家づくりはもっと楽しくなります。

 

最後に:あなたらしい暮らしのために

収納に決まった正解はありません。お洋服が好きな方もいれば、道具をコレクションするのが好きな方もいらっしゃいます。

流行りの間取りや、雑誌で見た大きな収納が、必ずしもあなたのご家族に合うとは限りません。だからこそ、家を建てる前に、今のお家で「どこで何を使って、どこに置くとラクかな?」と、一度立ち止まって考えてみませんか。

使い勝手の良さは、住んでからの心地よさに直結します。ぜひ、あなたのご家族にとって「一番ちょうどいい」距離感を、一緒に見つけていきましょう。

 

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