2026.6.5

高性能住宅

【子ども部屋の後悔】10年後に「ただの物置」にしない間取り

【子ども部屋の後悔】10年後に「ただの物置」にしない間取り

【子ども部屋の後悔】10年後に「ただの物置」にしない間取り

お子さまの成長を楽しみにしながら進める家づくり。なかでも「子ども部屋をどうするか」は、ご家族でたくさん話し合われるテーマのひとつではないでしょうか。

お打ち合わせの席でも、「子どもが小さなうちは個室はいらないけれど、将来は2部屋必要になるかも」「でも、巣立った後はどうなるんだろう」と、先のことを熱心に考えていらっしゃる姿をよくお見かけします。

実は、家づくりのなかで「10年後、20年後に一番使い方が変わる場所」が子ども部屋です。最初から細かく部屋を区切りすぎてしまうと、お子さまが成長したときに融通が利かなくなったり、独立したあとに「ただの物置」になってしまったりすることも。せっかくの限られた空間だからこそ、暮らしの変化に合わせて役割を変えられるような工夫をしておきたいですね。

 

「最初から区切らない」という選択肢

そこでおすすめしているのが、最初は大きなひとつの部屋にしておき、必要になったタイミングで間仕切り壁をつくって2部屋に分ける方法です。

お子さまが小さいうちは、家族みんなで川の字になって寝る寝室にしたり、おもちゃをのびのび広げられるプレイルームにしたり。そして、中学生くらいになって「そろそろ一人の部屋が欲しいな」となったときに、簡単な工事で壁をつくります。

宇都宮市で新築注文住宅を検討される際、最初から完璧な完成形を求めがちですが、あえて「余白」を残しておくことで、その時々の家族にちょうどいい空間をつくることができます。

 

10年後を見据えて「2個ずつ」用意しておくもの

「あとから壁をつくるなんて、大がかりな工事になるのでは?」と不安に思われるかもしれませんが、実は建てる段階でちょっとした工夫をしておくだけで、将来の工事がぐっと簡単になります。

それは、10畳〜12畳ほどの大きなお部屋に、あらかじめ「出入り口のドア」「窓」「エアコンのコンセントや配管の穴」を2部屋分、左右対称に配置しておくことです。

こうしておけば、将来必要になったときに、部屋の真ん中に壁を1枚つくるだけの簡単な工事(期間も1〜2日ほどです)で、きれいな2つの個室に早変わりします。下地(壁を固定するための補強)も最初から仕込んでおけば、費用も最小限に抑えることができますよ。

 

心地よさがつなぐ、家族のちょうどいい距離感

私たち「いえものがたり」が大切にしているのは、家という器のなかで、家族がどこにいても心地よく過ごせることです。

例えば、栃木県の冬の厳しい冷え込みや、夏のじっとりとした湿度。こうした地域の気候に左右されず、家の中の温度や湿度がどこでも一定に保たれていれば、子ども部屋のドアを開け放していても快適に過ごせます。

宇都宮市で高性能住宅(お家の隙間をなくして断熱性を高めた、年中きれいな空気で満たされる住まいのことです)を建てる意味は、単に数値を競うためではありません。「どこにいても寒くないから、子ども部屋の引き戸を開けて、リビングにいる親の気配を感じながら安心して過ごせる」といった、家族のあたたかな関係性を守るためにあります。

部屋をきっちり壁で孤立させるのではなく、空気や気配がつながる間取りにしておくことで、子ども部屋が寂しい場所にならず、成長してからも心地よく使い続けられます。

 

暮らしの数だけ、正解があります

家づくりには十人十色の暮らし方があり、正解はひとつではありません。SNSで見かけるおしゃれな間取りや、流行りのデザインも素敵ですが、一番大切なのは「ご自分たちの生活にしっくり馴染むかどうか」です。

お子さまが部屋を個室として使う期間は、長い人生のなかで見ると、実は10年前後とそれほど長くありません。

「子どもが巣立ったあとは、壁をまた取り払って、広い趣味の部屋にしようか」 「片方を収納にして、もう片方はお父さんの書斎にするのもいいね」

そんな風に、10年後、20年後の未来を楽しそうに想像しながら、一緒に間取りを考えていけたら嬉しく思います。まずは、ご家族がこれからの毎日をどんな風に紡いでいきたいか、小さなお話から聞かせてくださいね。

 

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