玄関から続く長い土間と無垢材の床
外壁はアイジー工業の金属系サイディングと旭トステムの窯業系サイディング「AT-WALL」を採用。
金属ならではのスタイリッシュな質感と、リアルな木目を模した窯業系の組み合わせは1種類では出すことのできないモダンな雰囲気に。
玄関ドアはYKK APの断熱性の高い「ヴェナードD30」。
外壁に合わせたブラックをセレクトすることで、外観にまとまりが出て、ドア周りの木目がよりアクセントとして強調されます。
玄関からキッチン、リビングまで続く長い土間。
買い物帰りには、靴を脱がずにそのままキッチンまで荷物が運べたり、掃き出し窓から庭への出入りもできる、施主様のこだわりポイントです。
土間から上がれるリビングは、大きな吹抜けのある開放的な空間。
大きな窓から自然光が降り注ぐ明るいリビングは、ウォールナット系のクロスを使用した見せ梁と、その梁の両サイドについたブラックレールのスポットライトが印象的。
家の真ん中に位置するリビングは、家族が集まる団らんの場所。
床材はウッドワンのピノアース(無垢材)を使用。
素足で歩いても気の質感が感じられる、施主様のこだわりです。
キッチンはタカラスタンダードのオフェリアを採用。
ステンレス製のワークトップは、一般的なエンボス加工ではなく、ランダムな研磨模様を表面に施したバイブレーション加工。フラット対面にすることで、リビングが見渡せるのも特徴です。
カップボードもキッチンと同じくオフェリアを採用。
カウンターと吊戸棚の間の壁に個性的なクロスを使用しているのも施主様の遊び心です。
子供部屋の建具は換気口がついた建具を採用。
平坦な印象になってしまいがちなパネルタイプの建具に、アクセントを加えてくれます。
洗面台はパナソニックのシーラインを採用。ミラーは造作風の物を別で手配し、既製品を使用しながらオリジナリティ溢れるおしゃれな雰囲気に。
ミラーと洗面台の間には、タカラスタンダードのホーローパネルを貼り、広く取ったスペースにマグネット収納をつけるなど、使い勝手もよくできています。
トイレはパナソニックのアラウーノを採用。
食器用洗剤を入れておくタンクがついていて、流すたびに洗浄してくれるのが特徴。
水回り専門メーカーであるカクダイの洗面台とタオル掛けを取り入れているのもポイント。
システムバスはタカラスタンダードのリラクシアを採用。
傷つきにくく、磁器タイルなので汚れが落ちやすいキープクリーンフロアは、床のたわみも防ぎ、大判のタイルを使用することで目地の数が少なく、お手入れがしやすいのが特徴。
リビングにある階段を上ると、約11畳の広々としたロフトがあり、お客様の寝室や、家族のくつろぎスペースとして活用されています。
ロフトからリビングが一望できるようになっています。
1階の大きな窓から入る自然光が、勾配天井に反射して、ロフトとは思えない明るい空間になっています。
主寝室の床は、リビングと同じくウッドワンのピノアース(無垢材)を使用。
白を基調とした中に、ブルーグレーのクロスが寝室として落ち着いた雰囲気を出しています。
子供部屋には、照明周りにだけ星座モチーフのクロスを採用。
学習机を置くのではなく、壁に埋め込んだカウンターを机として使用することで、成長しても使い続けられるという工夫も。
もちろん床材はこだわりの無垢材を使用しています。
施主様のこだわりで水回り以外は全て無垢材の床を使用しています。
年々表情が変わるのも楽しめ、素足で歩きたくなる家にしたいという施主様のこだわりです。
DATA
- 延床面積
- 34.6坪